胸郭出口症候群とは、肩や腕の動きや感覚に関わる神経や血管が障害を受けている状態です。20〜30代のなで肩の女性に多く見られますが、筋肉を鍛えた男性にも見られます。

首や肩、腕や手に痺れや痛みが出たり、手の握力の低下や掴み動作やつまみ動作がやりづらくなることもあります。胸郭出口症候群はいわゆる肩こりとして症状を自覚することがあります。

腕や手にも走行している神経や血管が障害を受け、神経障害が続くと筋力の低下が現れ、具体的にいうと手の握力の低下や、物を掴む動作やつまむ動作がやりづらくなってきます。

血行障害が続くと皮膚が白くなったり、青紫色になったりします。また、痛みや感覚障害も血行障害から出てきます。

慢性的に肩こりを抱えている、なで肩姿勢や不良姿勢を長時間続けている、トレーニングやスポーツでの使いすぎ(オーバーユース)によって筋緊張が起こり、これが胸郭出口症候群の原因になります。また、先天性の原因として頚肋といった肋骨の遺残物が存在していると胸郭出口症候群につながります。

　胸郭出口症候群の症状は放置していても良くなることはありません。不良姿勢や疲労が溜まり筋緊張が強くなれば、症状も悪化し痺れや痛みも強くなってしまうケースもあります。

したがって、症状が出てきた時点で姿勢を改善させたり筋緊張を取り除く必要があります。

◯自宅でのケア

自宅で行うケア方法としてストレッチが有効となります。

胸の筋肉と肩関節周りの筋肉のストレッチを行うことで、肩甲骨の動きに柔軟性が生まれ不良姿勢を予防することができます。しかし、誤ったストレッチを行うと症状が悪化してしまう場合があります。

ただしセルフケアは症状がなく予防したい人におすすめのケア方法であり、症状の出ている方は医療機関に相談してください。

◯整形外科での治療

病院ではMRI等を用いた画像診断や鎮痛剤など薬の処方による一時的な症状の緩和などがあげられます。

お薬の服用は諸事情により一時的に痛みの緩和を必要とする方にとって有効な手段ではありますが、お薬の効果が弱まった際にはまた痛みが起きてしまうため結果的に対処療法になってしまいます。

画像診断は骨しか映らないレントゲンではなく、より正確な診断ができるMRIやCTを設置してある病院を選択することをお勧めします。

病院は診療時間が短いため帰宅が遅い方は通院することが難しくなってしまうので自身の生活サイクルにあう病院の選択も重要となります。

◯整骨院での治療

整骨院の治療は薬を用いない、身体に負担がかからない電気施術と手技施術、施術時間が長いといったメリットがあります。

ただし一時的な症状の緩和を必要とされている人に対してのお薬の処方は整骨院ではできません。また整骨院での施術は治療内容や用いている電療機器が院によってバラバラなので胸郭出口症候群の治療を行う際にはどの整骨院に通院するかが重要となります。

　練馬区小竹向原のさわやか整骨院では対処的な治療でなく根本から改善する施術を行っています。

胸郭出口症候群でお悩みの方に起きている問題は二つあります。

一つ目は、姿勢の乱れや骨盤の歪みが筋肉に必要以上に負担をかけていること。

二つ目が、負担のかかった筋肉が緊張することで神経や血管を圧迫していることがあげられます。

それらの問題に対して練馬区小竹向原のさわやか整骨院の行う施術として、まず背骨骨盤矯正をおこない姿勢の乱れや骨盤の歪みを取り筋肉にかかる負担を取り除きます。

続いて筋膜調整をおこない筋肉の緊張を取り神経や血管の圧迫を取っていきます。

筋肉に対しての治療だけではまたすぐに筋肉の緊張がおきてしまい症状が再発してしまいます。姿勢や骨盤からなおし筋肉の緊張が起きにくい身体作りをしていくことが根本的改善につながり再発を防ぐことにつながります。

当院ではほぐす前に患者様のお身体の歪みを分析し1人1人にあった背骨骨盤矯正を行います。背骨骨盤矯正は、ご高齢の人にも安心して受けていただけるような負担の少ない背骨骨盤矯正を行っています。背骨骨盤矯正で骨盤の歪みを改善させた後は、筋膜調整で股関節の柔軟性向上と胸や肩関節周りの筋肉の筋緊張をとっていきます。骨盤、背骨、筋肉の3方向から施術をおこなうことで胸郭出口症候群の起きにくい身体へと根本改善していきます。

 胸郭出口症候群でお悩みの人は練馬区小竹向原のさわやか整骨院へお越しください。