〇肘部管症候群とは

　肘部管症候群とは末梢神経と呼ばれる手の感覚や運動などを司る、正中神経、橈骨神経、尺骨神経、が存在します。

この３つある末梢神経のうちの、尺骨神経が肘の内側の肘部管と呼ばれる場所で圧迫されることで、肘の内側に痛みやしびれを感じるものを肘部管症候群といいます。

〇肘部管症候群の症状

肘部管症候群になると肘の内側から小指、薬指にかけてのしびれと痛み、また肘を曲げる動作でも痛みを強く感じるようになります。

また、筋肉の萎縮が起こると細かい指先の動き（巧緻機能障害）が動かしにくくなります。

〇肘部管症候群の原因

肘部管症候群はオーバーユース（使い過ぎ）が主な原因となります。

肘の曲げ伸ばしなどの動作が多い大工さんや、野球や柔道などのスポーツでも肘に負担がかかる事で発生します。

その他にも、幼い時の上腕骨の骨折(肘付近の骨折）が原因で起こる肘の変形（外反肘)や、筋力が低下する事で起こる変形性肘関節症、

ガングリオンや尺骨神経が尺骨神経講から亜脱臼する事も肘部管症候群が引き起こされる原因となります。

　肘部管症候群を放置すると、筋肉が萎縮してしまい肘部管症候群特有の手の変形（鷲手変形）を起こす事があります。

症状が悪化する事で最悪の場合は手術の適応になってしまいます。

肘部管症候群の症状を改善させるには患部の負担を軽減させるために安静にする必要がありますが、仕事や日常生活の中で手や肘を使わずに過ごすことは難しいため患部の負担を軽減できず、改善までに長い期間かかることがあります。

また仕事や日常生活、スポーツなどの運動を制限する必要がありますので早期の治療が重要になります。

症状が気になりだしたら早めに練馬区小竹向原にあるさわやか整骨院にご相談ください。

〇自宅でのケア

自宅で行うケアのメリットは、空いた少しの時間で取り組む事が出来ることです。

肘の内側の負担を減らす為に、手首を曲げたり指を握る為の筋肉のストレッチが有効なケア方法になります。

腕のストレッチは狭い場所でも簡単に行う事ができます。

自宅でのストレッチや運動を行う事で、整骨院で受けた施術の効果を持続させる事ができます。

また、さわやか整骨院では正しいストレッチなどをご指導させていただいています。

〇整形外科での治療

肘部管症候群の場合、まずは痛みや肘関節の動きを確認したのちレントゲンやMRI検査などの画像診断を行い症状の状態を確認したり、鎮痛剤などのお薬の処方を行い症状の緩和をします。

画像診断は重篤な症状に移行する前に正確な診断ができるので有効な手段になります。

症状が強く、仕事や試合などがあり一時的に症状を緩和させたい方にはお薬の処方はとても有効な治療方法になりますが、対処療法を中心とした対応になることがなることが多く、根本的な解決という所までは至りません。

〇整骨院での治療

整骨院では電気療法や手技療法により身体に負担がかからないように施術を行っていきます。

しかし、整骨院によって電気や手技が違うのでどの整骨院に通院するかによって症状の改善が大きく変わってしまいます。

ですので、どの整骨院に通院するかがとても重要になっていきます。

　練馬区小竹向原にあるさわやか整骨院では肘部管症候群を根本的に改善するための施術を行なっています。

肘部管症候群の治療をする際に重要となるポイントは骨盤・背骨です。

骨盤矯正が必要な理由として、骨盤のバランスが崩れていることで姿勢が乱れ、より肩、肘に負担がかかることに繋がってしまうからです。

背骨・骨盤の矯正を行い、背中に負担のかからない正しい姿勢に戻し、その後は患部の負担をとる為の筋膜調整を行うことで根本改善につながります。

また当院の骨盤矯正は骨を鳴らしたり力いっぱい身体を捻ねる事が無いので、子供や高齢者の方でも身体に負担をかけずに行う事ができます。

小竹向原にあるさわやか整骨院では骨盤・背骨の矯正と筋膜調整を行う事で、一時的な緩和ではなく、根本改善にこだわって施術を行っています。

肘部管症候群でお困りの方は練馬区小竹向原にあるさわやか整骨院にご相談ください。