弾発股とは、骨盤や股関節を動かした時にポキポキやゴリッという音がしたり、痛みを感じる状態を言います。
音がなる原因は、股関節回りの筋肉や腱が骨に引っかかるからです。
最初は音がする感じや、引っかかりを感じるだけですが、繰り返し骨と腱がこすれることで炎症を起こし、徐々に痛みが強くなってしまい歩くのも困難なほどになる事があります。

弾発股のタイプは股関節の外側で起こる「外側型」と、股関節の内側で起こる「内側型」があります。

外側型は股関節の外側に音や引っかかり、痛みを感じます。
股関節の曲げ伸ばしによって、腸脛靭帯（太ももの一番外側にある靭帯）が大転子部（太ももの骨の外側に一番の出っ張った部分）を前後に動く際に、大転子部でひっかかり、弾発現象が起こります。

内側型は股関節の内側に音や引っかかり、痛みを感じます。
内側型は股関節の曲げ伸ばし動作で大腿骨頭部（鼠径部）で腸腰筋がひっかかり、弾発現象が起こります。

多くは外側型です。

弾発股が起こる一番の原因は、スポーツや仕事で身体を酷使した使い過ぎによる事や、骨盤の歪み・姿勢の悪さによる事です。

　多くは大転子部に痛みが発生するので、痛みが出ないように大股でなく小刻みに歩くなど、痛みを避ける歩き方になってしまい、歩行バランスが崩れてしまい腰痛も引き起こします。

かばいながら生活をする事で、身体の歪みを作り腰の痛みだけでなく、膝の痛みや頚肩の痛みなど様々な全身の痛みの原因を作り出してしまう可能性があります。

〇自宅でのケア

忙しい方でも少しの空いた時間で取り組む事ができるのが、自分で行うケアの特徴になります。
生活環境は患者様1人1人で違いますが、仕事や育児、趣味や部活などで整骨院に通う時間がなかなか作れない方には、自宅でのストレッチや運動を行う事で、整形外科や整骨院で受けた施術の効果を持続させる事ができます。
弾発股に重要なストレッチは大腿四頭筋（太ももの前）です。
大腿四頭筋は股関節から膝まで関わる筋肉になるので、股関節痛と同時に膝の痛みや変形の予防にも重要になります。

〇整形外科での治療

レントゲンによる画像診断やエコーによる炎症反応診断などをおこない、骨折や変形、炎症がないかの確認を行います。

また湿布薬や鎮痛剤の服用で、一時的な疼痛緩和を行ない経過観察をします。

直ぐに一時的な痛みの緩和をしたい方や、仕事などが忙しく中々通院する事が難しい方は、整形外科での鎮痛剤の処方はおすすめです。

〇整骨院での治療

整骨院の施術では電気療法で治癒力促進を促し早期の改善を行います。
他にも症状によってアイシング療法や温熱療法で炎症反応の抑制や血流改善をおこなったり、手技療法にて筋肉の緊張を緩和させる事で痛みの改善をはかります。
ただし整骨院によっては設置されている電気治療器や手技療法に違いがあるので治療院選びが重要となります。

　練馬区小竹向原にあるさわやか整骨院では、痛みが出て生活に支障があるケースでは、プロアスリート選手やオリンピック選手も使用する電気治療の「ハイボルト療法」で損傷部位の深層組織にアプローチをして早期に炎症を取り除く治療を行います。

また、練馬区小竹向原にあるさわやか整骨院は弾発股の根本改善治療として骨盤背骨矯正を行います。

弾発股の方に多く発生している問題として痛みをかばいながら生活をする事で、姿勢が乱れてしまい、骨盤背骨頚椎が歪み、筋肉の緊張がおき、様々な部位の二次的痛みが発生してしまう事です。

その様な問題を解決する為に、骨盤背骨頚椎の歪みに対してのアプローチとして骨盤背骨矯正を行います。

身体を家で例えると、骨盤は土台、背骨は柱、筋肉は壁となります。マッサージで筋肉をほぐしたとしても、身体の土台や柱となる背骨や骨盤を整えない限り、すぐに筋肉は緊張を起こしてしまいます。

結果的に弾発股の根本的な改善にはつながりません。

練馬区小竹向原にあるさわやか整骨院では、患者さんの身体の歪みを分析し1人1人にあった骨盤背骨矯正を行います。

用いる骨盤背骨矯正は、ご高齢の方にも安心して受けていただけるような負担の少ない骨盤背骨矯正を行っています。

また自宅でできるストレッチや筋力トレーニングなども指導し、再発予防も徹底して行っていきます。

弾発股は放置せず、痛みが出る前に練馬区小竹向原にあるさわやか整骨院に一度ご相談下さい。